未熟な睡眠サイクル
赤ちゃんの睡眠サイクルは、大人のものと比べるとまだまだ未熟なので、
それによって夜泣きが起こると考えられています。
大人でも睡眠中、眠りの深さは常に一定ではありません。
浅い眠りと深い眠りとを交互に、周期的に繰り返しながら、眠っているのです。
この脳では夢をみている浅い眠りを、レム睡眠といいます。
そして、この脳をゆっくりと休ませる深い眠りを、ノンレム睡眠といいます。
大人は、この睡眠の周期を約90分で繰り返し、その移行も安定しています。
しかし赤ちゃんは、新生児で約40分と短い周期で繰り返し、
その移行もまだまだ上手くできず、安定もしていません。
ですから、浅い眠りになったレム睡眠の時に目覚めてしまい、
夜泣きをするのです。
また、赤ちゃんはノンレム睡眠よりも、レム睡眠の方が多いのです。
ですから、その浅い眠りの時に何か物音がしたり、刺激があったりすると、
すぐに目覚めてしまうのです。
大人でいえば、居眠りをしている状態、とでも言えましょうか...?
居眠りをしている時って、何かほんのちょっとの刺激で、目が覚めてしまいますよね?
それと一緒です。
もちろん、この赤ちゃんの睡眠サイクルは、成長とともに整ってきます。
新生児のときには、夜3時間しか眠れなかったのが、
しだいに4~6時間もまとめて眠れるようになり、
そして生後半年ほどでは、約8時間も眠れるようになりますよね?
ですから夜泣きは、この未熟な睡眠サイクルを調整していく上での、
成長の一過程なのです。
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