未熟な体内時計
人間には、夜になると(暗くなると)眠くなり、
朝になると(明るくなると)起きるという、体内時計が備わっています。
この体内時計の長さは、人によってそれぞれです。
23時間より短い人もいれば、25時間より長い人もいます。
平均すると25時間ですが、たいていの人は、24時間よりも長いのです。
しかし、地球の1日の時間は24時間ですよね?
ですから体内時計とは、どうしても1時間のずれが出てきます。
大人はこのずれを、毎日規則正しい生活をし、朝には太陽の光を浴びることで、
無意識のうちにリセットすることができます。
24時間の地球時間に、うまく調節することができるんですよね。
しかし、赤ちゃんにはそれができずに、夜泣きするのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、一日のほとんどを寝て過ごし、
昼夜の区別もついていません。
2ヶ月、3ヶ月と経つうちに、だんだんと生活リズムは整ってきますが、
毎日の生活環境が、赤ちゃんの体内時計の調節に影響しているのです。
たとえば、夜いつまでも明るい照明のもとにいる(=今が昼か夜かわからない)、
朝は決まった時間に起きない、またはいつまでも好きなだけ寝かせておく。
こんな生活をさせていると、体内時計が調節できないままで、
赤ちゃんはいつまでたっても、昼夜の区別がつきません。
赤ちゃんは、自分で生活環境を変えることはできませんよね?
また、体内時計のリセットもすることができません。
親がこれをそのまま放っておくと、生活リズムはいつまでたっても整わず、
ひいては昼夜逆転ということになるのですよ?
そしてこれが、最終的には夜泣きにつながるのです。
ですから、赤ちゃんの体内時計をリセットさせてあげましょう。
夜泣きの原因にならないように、
親やまわりの大人が、赤ちゃんの生活リズムを整えてあげてくださいね。
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